New   2025.10.31

プレ協、会員の戸建て長期優良認定取得率84.9%

低層共同賃貸は7.6%に大幅改善

 

(一社)プレハブ建築協会の会員企業における2024年度の長期優良住宅認定取得率は、戸建てで84.9%となった。

これは、このほど公表した「住生活向上推進プラン2025」の24年度実績の中で明らかにしたもの。住生活向上推進プラン2025とは、脱炭素などへの対応を考慮し、同協会が2021年に策定した住宅供給に関する5か年の計画目標だ。

24年度の実績を詳しくみると、戸建てにおける長期優良住宅認定の取得率は84.9%だった。前年同期比0.7%の微減だが、25年度の達成目標である85%を概ねクリアしている。一方、低層共同賃貸における取得率は前年わずか0.5%だったものが、今回7.6%と大幅に改善している。ただ、25年度の達成目標に対しては2.4ポイント足りない。

また、会員によるZEH供給率(Nealy ZEH以上)も公表した。24年度の実績は88.1%となり、25年度の目標である87%をクリアした。さらに、低層共同住宅についてはNealy ZEH-M以上の供給率が41.3%と25年度目標(25%)を16.3ポイントも上回っている。

同協会の資料より抜粋して作成