住宅ローン、固定金利の人気高まる フラット35は1.5倍に
金利上昇局面などを理由に
フラット35の利用者が拡大傾向にある。(独)住宅金融支援機構がこのほど公表した2025年7~9月分の利用実態によると、申請戸数は1万4223戸と前年同期比で50.7%も急増した。実績戸数も同27.7%増の8463戸、実績金額も同35.8%増の2776億円と好調に推移している。
フラット35の利用者は、今年に入ってから徐々に増えている。1~3月をみると、申請戸数が前年同期比で16.8%伸び1万518戸となった。4~6月には1万2997戸で同24.6%増となり、伸び幅が拡大。そして今回、7~9月は同50.7%増と1.5倍に増えた。
フラット35の利用が増えている理由として、住宅金融支援機構は「金利が上昇局面を迎え、長期固定金利の人気が高まっている可能性がある。また、今年4月から導入したフラット35中古プラスによって、中古住宅購入でフラット35を利用する人が増えたことも要因の一つ」と分析している。
なお、7~9月の内訳を詳しくみると、特にフラット35(保証型)の増加具合が著しい。フラット35(保証型)では、申請戸数が同156.4%増の2582戸となった。実績戸数は1360戸(同113.8%増)、実績金額も478億円(同134.6%増)と大幅な伸びだ。
また、フラット35(買取型)も好調で、申請戸数は1万1641戸(同38.0%増)となった。実績戸数と実績金額も2割程度増えている。

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