シャープ、新FIT制度に対応したエネマネサービス
買取単価変更に合わせAIが蓄電池を自動制御
シャープは、2025年10月1日から始まる新たなFIT制度に対応したエネルギーマネジメントサービスを展開する。
FIT制度とは、再生可能エネルギー由来の電力を一定期間、固定価格で買い取ることを、国が電力会社に義務付けるもの。10月に改定する新制度では、発電システムを設置後4年間における電力の買取価格を現在の1.6倍に高め、初期投資費用の回収にかかる期間の短縮につなげる。その分、5年目以降の買取価格を従来よりも引き下げる「2段階制」で展開する。
シャープでは、この2段階制に対応した蓄電池のAI制御システムをいち早く開発。新制度開始日の10月1日から、同社のクラウドHEMSサービス「COCORO ENERGY」向けに提供する。

具体的には、電力の買取単価が高い設置後4年間は、AIが日中の消費電力量を予測して必要な分だけ充電。可能な限り売電するように蓄電池を制御する。一方、4年が経過して買取単価が低下すると、自動で自家消費を優先するモードに移行。設定変更の手間を省き、状況に応じて自動制御することで、電気代を削減する。
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