パナソニック アーキスケルトンデザイン、全館空調を普及価格帯で
従来品よりも20%価格低減
パナソニック アーキスケルトンデザインは、普及価格帯住宅への全館空調搭載を促進する。2025年10月1日からパナソニック耐震住宅工法「テクノストラクチャー」の家に、普及価格帯の全館空調システム「ウイズエアー ディライト」を採用した新仕様を追加する予定だ。

一般的に、住宅に全館空調を導入する際は、空気を循環させるためのダクトスペースを天井裏にとる必要があるため、天井高が低くなる。一方、テクノストラクチャーの家では、工法特性を生かし、ダクトスペースを確保したうえで最大約2.7 mの天井高を確保。他工法では難しい天井高の高いダクト式空調を実現し、大空間と全館空調導入の両立を可能にした。
また、今回採用した全館空調システム「ウイズエアー ディライト」は、新開発した普及価格帯の商品。熱交換気ユニットと専用ルームエアコンを組み合わせたシンプルな設計にすることで、従来品の「ウイズエアー」よりも価格を20%低減した。これを組み込むことで、全館空調の導入に係る初期費用を抑え、普及価格帯での全館空調搭載を促進していく。
なお、今回の新仕様はパナソニック ビルダーズ グループの加盟店を通じて発売する。加盟店向けに全館空調対応の規格プランやダクト設計がスムーズになる機器配置の設計手法をまとめたマニュアルを提供し、設計難易度を下げることで、地域の住宅会社による全館空調の提案を推進する。

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