New   2025.9.3

発プラ断熱材で初のEPD アキレスが取得

建築物のLCA算定に対応

 

アキレスの硬質ウレタンフォーム断熱材「アキレスボード」が、(一社)サステナブル経営推進機構(SuMPO)の環境ラベルプログラム「SuMPO EPD」を取得した。国内の発泡プラスチック系断熱材での取得は初めてのことだ。

EPDとは、製品が環境に与える影響を第三者が定量的に評価し、開示する国際的な環境ラベルのこと。

今回EPDを取得したのは、建築用断熱材「アキレスボードGFノンフロン(高密度)」と「アキレスボードWAL-D」の2製品だ。これらの製品を用いた建築物について、ライフサイクル全体における環境への影響を評価するLCA算定がしやすくなった。

国は、2028年度を目安に建築物LCAの実施を促す制度の導入を目指している。同社では、今後もEPD取得製品を拡大していく方針だ。