New   2025.7.22

注文住宅、平均購入資金6000万円超に

建替え世帯では自己資本比率5割上回る

 

2024年度における注文住宅の平均購入資金が6000万円を超えたことが、国土交通省の住宅市場動向調査で明らかになった。

土地代も含めて注文住宅を購入した世帯の平均購入資金は、6188万円と前年度から377万円増加した。また、土地代を含まない建て替えによる注文住宅購入世帯の平均は、5214万円となっている。

詳しくみると、「土地代あり」では1992万円が自己資本となっており、32.2%と3分の1弱を自己資本で賄っている結果となった。一方、「土地代なし(建替え世帯)」では2979万円を自己資本で賄っており、その割合は57.1%と借入金を上回る。前年度からは14.6ポイントもの急増だ。

なお、今回の調査からは購入資金における中央値の集計も行っている。それぞれの中央値は、「土地代あり」が5030万円、「土地代なし(建替え世帯)」が3900万円だった。

調査資料より抜粋