日本ボレイト、再施工無しで最長35年の防蟻保証

日本ボレイトと（一社）日本ホウ酸処理協会は、ホウ酸防腐防蟻処理「ボロン de ガード工法」において、再施工無しで最長35年の防蟻保証を付与する「新築35年保証」を開始する。

ボロン de ガード工法は、基礎の隙間をホウ酸防蟻充填材などで埋める「1次防蟻」と、木部へのホウ酸水溶液処理を行う「2次防蟻・防腐」による二重構造でシロアリ被害を防ぐ工法。ホウ酸には、長期間持続する防蟻効果がある。また、2次防蟻・防腐部分には雨などによってホウ酸が流れ出すことを防止するための「雨養生」も施すことで、品質管理を徹底している。

こうした施工面での工夫に加え、サービス提供開始以来の保証事故率の低さや、5年ごとに実施する定期検査によって、今回の35年保証の実効性を確保した。

なお、35年保証の適用開始は、2025年8月1日施工分からを予定している。

住宅の高性能化などによって、シロアリ被害は拡大傾向にある。35年保証の提供を通じて、同社は今後も安心な住まい・暮らしの確保に努める。