パナソニック HS、価格11%減の高齢者向けバスルーム提案
電気式床暖房など搭載
パナソニック ハウジングソリューションズは、価格を従来比で約11%抑えた高齢者向けシステムバスルーム「ヒートセーフstyle」を発売した。
2021年に同社が実施した調査によると、約4割がバスルームにカウンターは不要と回答。鏡も約3割が不要と答え、バスルームにはシンプルさが求められていることが分かった。
また、浴室リフォームを検討する50~70代の男女を対象に実施した同社の調査では、足腰の衰えを感じると答えた人が77%にのぼった。加えて、55%以上が入浴時の転倒やヒートショックへの不安を抱えていることも明らかになった。
今回発売したヒートセーフstyleでは、カウンターや鏡などを省いたシンプルな構成をベースとすることで、従来の「ほっとビバス」プランと比べて価格を約11%低減。さらに、高齢者が入浴時に感じる不安を解消するための様々な工夫を凝らした。
具体的には、電気式床暖房を搭載することで、浴室に入る際の第一歩目のヒヤッと感を緩和。足元から温もりを伝え、ヒートショックなどの抑制につなげる。
さらに、日本人約4万人の体型データベースを蓄積した独自技術「デジタルヒューマン」と、モニター検証の結果を活用して開発した「おきラクスマート手すり」も設置。誰でもつかみやすい設計のため、立ち上がる際などにしっかりと身体を支えることが可能だ。

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