10日で建つ木造住宅 モデルハウスが完成
愛知の住宅事業者が開発
フィリックス(愛知県名古屋市)は、2×4パネルの工場生産をベースとした独自工法「FELIX工法7.0」を初採用し、戸建住宅のモデルハウスを建築した。
FELIX工法7.0は、サッシ、建具、外装サイディング、断熱材、石膏ボード、電気用配管までを取り付けた「壁・床パネル」、「階段ユニット」、「ベランダ水勾配」「吊り天井」をすべて工場で製造し、建設現場へ一括搬送する工業化建設工法。現場作業の大幅な削減を図ることで、工期短縮や職人の負担軽減を可能にする。一般的な戸建住宅であれば、「建て方」から「外壁・フローリング施工」までの工期はわずか10日程度となっている。
今回、この工法を初採用した戸建住宅のモデルハウスを静岡県島田市の自社工場に建築した。モデルハウスでは、FELIX工法7.0の各工程をパネルディスプレイで紹介している。
今後、FELIX工法7.0の集合住宅への展開も予定しており、2026年春には愛知県常滑市に同工法の新工場「愛知工場」を稼働させる。また、全国のビルダーや商社、プレカット工場、施工店などとも連携しながら、FELIX工法7.0を広く普及させていきたい考えだ。

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