大和ハウス、戸建注文の断熱等級6を標準化
GX ZEHへの対応に舵切る
大和ハウス工業は、戸建注文住宅全商品における断熱等性能等級6の標準化を順次開始した。
同社はこれまで、断熱等性能等級5の標準化に加え、太陽光発電システムの標準搭載により、鉄骨造・木造の戸建注文住宅全商品でZEHに対応してきた。24年度に着工した戸建分譲住宅を含む全戸建住宅のZEH比率は、99%と過去最高を記録している。
今回、27年4月から経済産業省の定める新しいZEHの定義「GX ZEHシリーズ」が適用開始予定であることを受け、戸建注文住宅全商品における断熱等性能等級6の標準化に踏み切った。
GX ZEHでは、断熱等性能等級6、(再エネ除く)一次エネルギー消費量削減率35%以上など厳しい条件が設定されている。
断熱等性能等級6の標準化に向け、従来はオプションで採用していた「内外ダブル断熱(エクストラ断熱仕様)」を標準仕様とする。この仕様では、断熱材の厚みが鉄骨商品では総厚184mm、木造商品では総厚150mmとなっており、安定した断熱性能を確保できる。
まずは、戸建住宅の主力商品である軽量鉄骨造の平屋建て・2階建て戸建注文住宅「xevo Σ(ジーヴォシグマ)」や、木造平屋建て・2階建て戸建注文住宅「xevo GranWood(ジーヴォ グランウッド)」、「xevo BeWood」などから標準化を開始する。25年10月1日からは、重量鉄骨造3階建て戸建注文住宅「skye3(スカイエスリー)」と重量鉄骨造4・5階建て戸建注文住宅「skye」まで拡充させることで、戸建注文住宅全商品での断熱等性能等級6の標準化を目指す。
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