2025.6.27

LIVING TECH協会、Matter普及で米団体と連携協定

スマートホームの情報発信など強化

 

(一社)LIVING TECH協会は、IoT標準規格「Matter」を策定する米国団体 Connectivity Standards Alliance(CSA)とマーケティング連携協定を締結した。

一般的に、スマート家電やIoT機器の通信規格については、デベロッパーやハウスメーカー、家電メーカーなどがそれぞれ独自のシステムを形成しており、そのシステムに対応した機器のみが制御・コントロールできる仕組みになっている。

一方、Matterは国際的な統一通信規格であり、認証済みの機器であれば、メーカーやプラットフォームの垣根を越えた相互連携を可能にする。

今回、LIVING TECH協会はこのMatter規格を取り扱うCSAと連携することで、日本におけるMatterおよびスマートホームの普及を目指す。

普及に向けた施策として、一般ユーザーや住宅・不動産・生活関連領域の関連事業者に対し、ユースケースや課題解決につながる情報など幅広く「スマートホームおよびMatterに関する情報発信」を両者共同で実施していく。

なお、この取り組みの第一弾として、2025年6月20日に「”住まいをつなげるグローバルスタンダード『Matter』で変わる『スマートホーム2.0』の未来”」と題したイベントを実施した。

左からLIVING TECH協会代表理事 澤田大輔氏/山下智弘氏、Connectivity Standards Alliance President and CEO Tobin Richardson氏/同日本支部代表 新貝文将氏