2025.6.3

AQ Group、RC造と同等の性能持つ純木造マンションシリーズを展開

耐震、耐火、劣化対策の最高等級を取得

 

AQ Groupは、同社初の純木造マンションシリーズ「AQフォレスト」を首都圏エリアで展開していく。

AQフォレストでは、耐震等級3に加えて、「外壁や軒裏の耐火性能が60分以上」とされる耐火等級4、「3世代にわたって構造躯体などの大規模な改修工事が不要」な劣化対策等級3を取得。一般的なRC造のマンションと同等以上の性能を確保している。

また、AQフォレストには、純木造8階建ての本社ビルにも採用している「木のみ構法」を使用。この構法は、東京大学名誉教授の稲山正弘氏と共同開発したもの。特殊な建材を使用せず、一般住宅に使われる流通材で中大規模木造建築を建てられる技術となっており、建築コストを工期の削減を図れる。

「AQフォレスト大宮桜木町」の外観

こうした工夫を凝らしたAQフォレストの第一号物件「AQフォレスト大宮桜木町」が、このほど完成した。敷地面積215.31m、純木造4階建ての7戸となっている。

今後、東京都北区赤羽西や墨田区両国、練馬区石神井公園など、都内の6現場に4~6階建てのAQフォレストシリーズを順次展開していく計画で、2027年1月には全ての物件が完成予定だ。