New   2025.5.9

東京都、アフォーダブル住宅支援事業を令和7年度予算に盛り込み

新規に100億円を計上

 

東京都は、かねてよりアフォーダブル賃貸の供給を進めていく方針を示していたが、このほど、令和7年度予算にこの内容を盛り込んだ。

都は、誰もが住みやすい持続可能な都市づくりを目指しており、その一環として令和7年度予算では「人や地域に着目した個性あるまちづくり」に172億円を投じるとしている。

アフォーダブル住宅への支援には、このうち100億円を新規に計上した。その上で、民間からも100億円の出資を募り、合計200億円規模の複数ファンドの立ち上げる計画だ。ファンドを通じ、子育て世帯などを対象にアフォーダブルな賃貸住宅の供給を進める。

なお、創設するファンドには、「空き家活用を中心としたもの」、「子育て支援を中心としたもの」、「ひとり親支援を中心としたもの」の3つがある。

各ファンドの特徴は、出資する民間事業者の提案ごとに異なる。