2025.4.1

住宅金融支援機構、中古住宅の取得資金対象に貸付金利引き下げ

フラット35に新メニュー「中古プラス」

 

(独)住宅金融支援機構は、一定の品質が確保された良質な中古住宅の取得資金を対象に貸付金利を引き下げる新制度「【フラット35】中古プラス」を創設する。引き下げ率は、当初5年間に年0.25%。フラット35Sなどほかの金利引き下げメニューと併用することが可能だ。

中古プラスの適用にあたっては、「断熱等性能等級4以上かつ、一次エネルギー消費量等級4以上」といった、通常のフラット35の技術基準に加え、「屋外に面する開口部」や「天井」などが同機構の定める技術基準に適合している必要がある。

なお、技術基準への適合を証明する方法は、原則として第三者の検査機関または適合証明技術者が目視で確認できる範囲において劣化等がないこととしている。

中古プラスの制度開始日は、近日中に同機構のホームページで公開される予定だ。

「【フラット35】中古プラス」で求める技術基準