R6年第3四半期 リフォーム市場好調
住宅分野1兆円超は3年ぶり
令和6年第3四半期の建築物リフォーム・リニューアル工事受注高は、前年同期比5.9%増の3兆2552億円となった。そのうち、住宅分野は1兆46億円(同8.0%増)、非住宅分野は2兆2506億円(同5.0%増)。住宅分野が1兆円を超えるのは、第3四半期では3年ぶりのことだ。また、非住宅分野は2年連続で伸長している。
工事種別にみると、住宅分野で受注高が大きく伸びたのは一部改築工事。同56・7%増の409億円だった。維持・修理工事も同16.7%増の1948億円と2ケタの伸びだ。そのほか、増築工事は118億円(同9.1%増)、改装・改修工事は7572億円(同4.6%増)となっており、住宅分野は全ての工事種別で受注高が増加している。
一方、非住宅については増築工事が 1000億円(同18.5%減)、一部改築工事が427億円(31.4%減)と大きく減少したものの、改装・改修工事および維持・修理工事が2兆1079億円(同7.6%増)となっており、全体を牽引した。
また、構造・用途別でみると、住宅分野では木造戸建が4931億円(同7.0%増)で最多。次いでコンクリート構造系の共同住宅が3912億円(同6.0%増)と続く。 非住宅分野では、コンクリート構造系の事務所が3648億円(同21.3%減)、鉄骨造の工場・作業場が2922億円(同1.7%減)の順だ。

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