2025.3.4
耐震等級3標準化の重量鉄骨賃貸 大和ハウスが発売
高断熱仕様などでZEH-Mにも対応
大和ハウス工業は、重量鉄骨ラーメン構造の3・4階建て賃貸住宅「THE STATELY(ザ ステイトリー)」を2025年3月3日に発売した。
THE STATELYは同社の創業70周年記念商品。心材となる鋼材ブレースを2つの拘束材(鋼管)で挟み込んで一体化させた「座屈拘束ブレース耐力壁」を採用することで、耐震等級3を同社の賃貸住宅で初めて標準仕様とした。
また、オリジナル外壁「外張り断熱通気外壁」を採用するなど、天井・床・窓の高断熱化を図るとともに、高効率給湯器やエアコン、LED照明などの省エネルギー設備を導入することで、ZEH-Mにも対応。オプションで太陽光発電も搭載可能だ。
そのほか、外壁には熱や水による変化を防ぐ「DXウォール」、外壁内部には防水層を設けた独自の「二重防水構造」を標準採用。光触媒による外壁塗装「KIRARI⁺(きらりプラス)」も施すことで、高いデザイン性と耐久性を両立した。構造・防水の初期保証は30年となっている。

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