防犯対策強化した/したいは85%
日本サッシ協会など5団体で調査
昨今の凶悪な強盗事件の増加などを受けて、自宅の防犯対策を強化した、もしくはしたい人は85%にのぼることが、5団体防犯建物部品普及促進協議会の調査で分かった。
同協議会は、(一社)日本サッシ協会のほか、(一社)板硝子協会、日本ウインドウ・フィルム工業会、 (一社)日本シヤッター・ドア協会、日本ロック工業会で構成される組織。今回、全国の戸建住宅の購入者(20〜60代の男女)445人を対象に防犯意識を調査した。
これによると、住宅購入時に防犯対策を考えなかった人は44%(「まったく考えなかった」9.9%「あまり考えなかった」34.1%)となった。その理由として最も多かったのが、「防犯意識の不足」(43.4%)。「(居住地域の)治安が良好だと思っていた」(31.6%)も2位だった。住宅購入時は防犯にあまり関心を持っていなかった人が多いようだ。
一方、昨今の住宅侵入犯罪の多さを受けて防犯対策を強化した、もしくはしたい人は85%もいた。ニュースなどで住宅の防犯対策が取り上げられたことで、侵入防止対策に関する認知が進んでいる。
防犯対策として最も多く上がったのが、「防犯カメラの設置」(64.4%)。次いで、「玄関周りの強化(鍵の強化など)」(48.3%)、「窓周りの強化(面格子や防犯ガラスなど)」(43.5%)の順。開口部の対策強化を重要と考える人が多かった。

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