国内初の『ZEH-M』マンション 東京建物が竣工
一次エネ消費量を101%削減
東京建物は、大規模建築物(延べ床面積2000㎡以上の物件)として国内で初めて『ZEH-M』基準に適合する分譲マンション「Brillia 深沢八丁目」を竣工したと発表した。
国が定めるZEH-Mの定義は、一次エネルギー消費量の削減率に応じて『ZEH-M』、Nearly ZEH-M、ZEH-M Ready、ZEH-M Orientedの4ランクに分かれている。『ZEH-M』はこの最高ランクに位置しており、年間の一次エネルギー消費量の収支をプラスマイナスゼロ以上とすることが要件となっている。
今回竣工したBrillia 深沢八丁目では、高断熱サッシの採用などにより、ZEH水準を上回る断熱等性能等級6を全戸で確保。また、屋上全面には336枚の太陽光パネルを設置し、燃料電池「エネファーム」を全住戸に標準設置した。これらによる省エネ・創エネを組み合わせることで、住棟全体で101%の一次エネルギー消費量削減率を達成した。
また、住戸ごとの平均では削減率114%を達成しており、一般的な省エネ基準の住戸と比較して年間で11万1000円の光熱費削減効果が見込める。
2025年2月28日から引渡予定だ。

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