「BESS」を生んだアールシーコア創業者　故・二木浩三氏お別れの会に400人

2024年12月11日に77歳で死去したアールシーコア創業者で元代表取締役会長、二木浩三（ふたぎ・こうぞう）氏のお別れの会が22日、東京都目黒区の同社展示場「BESS MAGMA」で開かれた。会場には献花台のほか、愛用品、過去のインタビューのパネルや映像などが展示され、訪れた約400人が故人をしのんだ。

二木氏は1947年石川県生まれ。85年にアールシーコア社を設立し、代表取締役社長に就任。ログハウスの「BESS」ブランドを築き、2024年6月に代表取締役会長に就任した。

24年に二木氏からトップを継承した壽松木康晴社長は「最後の時期はあまり言葉を発することができない状態だったが、それでもお見舞いに行く度に『いいぞ、好きなことをやれ、面白いことをやれ』と、いつも背中を押してもらっていた。その思いに応えたいし、我々自身が楽しくやらなくてはいけない。悲しいことではあるが、社員一丸となって新しいBESSを作っていきたい」と話した。