2025.1.24

大東建託、2年連続で賃上げ実施

約8000人に対し平均5.1%

 

大東建託は、一部の上級管理職や臨時従業員を除く全従業員約8000人に対し、定期昇給を含め平均5.1%の賃上げを実施すると発表した。2025年4月1日から適用する。

同社は24年4月にも平均5.1%の賃上げを実施しており、2年連続での賃上げは1992年の株式上場以来、初となる。

今回の賃上げは、将来における優秀な人材の確保と、物価上昇を踏まえた従業員の継続的な生活支援を目的としたもの。人材獲得競争が激化するなか、水準の高い雇用条件を提示することで、他社や他業界との差別化を図る。

最大の資本は「人財」であると考える同社は、今後も人的資本経営の実践を通じて、従業員が働きやすい環境・組織づくりを維新していく考えだ。