2025.1.20

GX志向型対応の高性能住宅 LIXIL住研が発表

海外デザイン住宅ベースの2商品で展開

 

LIXIL住宅研究所ジーエルホームカンパニーは、GX志向型住宅に適合した新商品として、「WoodsHill~アーリーアメリカンスタイル~」から「海の家」、「THE HANGOUT COTTAGE」から「山の家」を発売した。

同社は、海外デザイン住宅をベースに2×6工法を標準仕様とした高断熱住宅を供給している。WoodsHillとTHE HANGOUT COTTAGEは、この高性能な建物をベースにした住宅商品だ。今回、両製品に太陽光発電システムなどを標準搭載することで、GX志向型住宅の要件を満たした新商品を開発した。

海の家は、ラップサイディングの外観にカバードポーチを設けたアーリーアメリカンスタイルの住宅。カバードポーチとは、屋根付きのウッドデッキやテラスの総称だ。木の板に覆われた外壁が自然で素朴な印象を演出するほか、カバードポーチが屋外の開放感と屋内のような快適さをもたらす。

また、山の家の特長は、大屋根デザインのハングアウトルーフや、カバードポーチよりも奥行きを設けた軒下空間など。南カリフォルニアの砂漠地帯に佇む「デザート リゾート」スタイルをイメージした。

参考価格は、2階建て、施工床面積123.38㎡(37.32坪)、3LDKの条件で海の家が税込み3003万円(建物本体のみ)。2階建て、施工床面積107.65㎡(32.56坪)、2LDKの条件で山の家が税込み2750万円となっている。

「WoodsHill~アーリーアメリカンスタイル~」から新発売した「海の家」の外観イメージ