アクセルラボのIoTゲートウェイがMatter認証取得
国内初、Matterスマートロックに対応
アクセルラボが開発したオリジナルIoTゲートウェイ「aliehub(アリーハブ)」が、Matter認証を取得した。
Matterとは、世界中の約600社のテクノロジー企業が参加(2024年11月末時点)するアメリカの国際コミュニティ「Connectivity Standards Alliance(CSA)」が推進するスマートホームの国際的な通信統一規格のこと。Matterに対応したゲートウェイと設備・家電を用意すれば、メーカーやプラットフォームの垣根を越えた相互連携が可能になる。つまり、一つのスマートホームサービスの中で、あらゆる電化製品をコントロールできるようになるわけだ。
今回開発したaliehubの対応製品は、現時点では照明とスマートロックのみ。今後、各種センサーや家電への対応を順次進めていく。ただ、国内メーカー産のゲートウェイがMatter規格のスマートロックに対応するのは初めてのことだ。
また、aliehubを制御するクラウドシステムも自社開発。IoTデータの管理をすべて国内クラウド上で完結できるようにし、個人情報やIoTデバイスのログデータが海外流出するリスクを低減する。
なお、同社は美和ロックとMatterに対応した電動サムターンの共同開発を進めている。スマートデバイスメーカーとの連携はさらに強化していく方針で、メーカーにaliehubやクラウドシステムを提供し、Matter対応製品の迅速な市場投入を図る。

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