ZEH化率、着実に増加し3割台
ハウスメーカーが大きく先行
ZEHビルダーおよびZEHプランナーの登録事業者による新築戸建住宅のZEH化率が3割となったことが、(一社)環境共創イニシアチブの「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス実証事業 調査発表」で明らかになった。
ZEHビルダー/プランナーとは、ZEHの普及に努め、環境協創イニシアチブの登録を受けた住宅事業者のこと。登録事業者には、毎年度のZEH普及実績の開示が求められる。
2024年度の普及実績を詳しくみると、戸建住宅全体の年間着工34万3912戸に対し、ZEHビルダー/プランナーによるZEHシリーズ(『ZEH』、Nearly ZEH、ZEH Oriented)の合計供給戸数は10万4886棟。ZEH化率は30.5%となり、前年度より2.9ポイント増加した。

ただ、普及実績をハウスメーカーと一般工務店に分けてみると、両社の間には大きな差がある。ハウスメーカーの年間着工は7万9780戸で、このうちZEHシリーズは6万1815戸。ZEH化率にして77.7%と8割に迫る。
一方、一般工務店では年間着工26万4332戸に対し、ZEHシリーズは4万3071戸と少ない。ZEH化率はわずか16.3%にとどまっている。年々増加はしているものの、ハウスメーカーと比べると低水準であり、増加幅も小さい。
なお、ZEH水準の省エネ性能を確保した住宅まで含めたZEH基準化率については、ハウスメーカーが91.2%と9割超え。一般工務店は32.4%であり、全体では46.0%となっている。
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