2024.12.19
AQグループ、物流・施工効率化に向け研究施設開設
全国の工務店、建設業者などにノウハウを提供
AQグループはこのほど、所有する木造建築研究所(埼玉県上尾市)のなかに、「施工効率化センター」をオープンした。
2024年4月に働き方改革関連法が物流業、建設業にも適用され、時間外労働に上限規制が設けられた。これにより、両業界では人手不足に拍車が掛かっており、業務の効率化が喫緊の課題となっている。
今回、同社がオープンした施工効率化センターは、住宅物流と建設現場の効率化・生産性向上を目的に研究などを行う施設。「包装」、「輸送」、「倉庫保管」、「荷役」、「流通加工」、「情報管理」、「SDGs」の7項目について研究し、「再利用可能な梱包材の開発」や「トラック以外の輸送方法研究」、「簡易ボックスのレンタル利用による費用対効果の検証」などに取り組む。同センターは、既に24年12月から本格稼働を開始している。
同社は、「日本のコンクリートジャングルを森に変えていく」という理念のもと、木造建築の普及に注力しており、共感を得た工務店や中小ゼネコンなどと「フォレストビルダーズ」という建築集団を形成ししている。フォレスストビルダーズを通じ、施工効率化センターで行う研究や実験結果を全国に波及させることで、木造建築をさらに普及させていきたい考えだ。
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