ハウスジーメン、新築瑕疵保険の補償内容を拡大
オプションで耐力・省エネ性能などカバー
ハウスジーメンは、新築住宅瑕疵保険において、耐力・省エネ・結露に係る3つの補償オプションサービスの提供を開始した。
2025年4月から改正建築基準法が施行され、いよいよ省エネ基準の義務化や4号特例の縮小が始まる。これにより、より高性能な住宅へのニーズが高まることが予想される。そのため、住宅事業者にとっては、より高性能な住宅の設計・施工に対する責任リスクがこれまで以上に高まることが予想される。
こうした状況に対応するべく、ハウスジーメンはこのほど「耐力性能補償」、「省エネ性能補償」、「結露補償」の3つについて国土交通大臣の認可を取得し、新築住宅瑕疵保険のオプションとして提供を開始した。
耐力補償については、引き渡し後に構造計算の誤りが発覚した場合など、住宅取得者との事前の打ち合わせで確認した耐震等級2以上の性能未達が発覚した際に、その解決に必要となる費用を補償する。支払限度額は、戸建住宅が2000~5000万円、共同住宅が一戸当たり2000万円。
また、省エネ補償では引き渡し後に省エネ計算に誤りが発覚した場合など、住宅取得者との事前の打ち合わせで確認した省エネ性能の未達が発覚した場合に、その是正に必要な費用(支払限度額2000万円)を補償する。
結露補償も同様に、断熱材や通気層の施工不良などによって壁内・小屋裏の内部結露が生じた場合に、損害を補修するための費用(支払限度額500万円)を補償する。
同社は今後も、法改正などによって生じる住宅事業者の新たなニーズにいち早く対応し、住宅瑕疵担保責任保険の提供法人として課題解決に取り組んでいく。
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