アンドパッドがリコーと協業

アンドパッドは、リコーとの協業を発表した。アンドパッドが運営するクラウド型の建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」と、リコーの360度カメラ「RICOH THETA」を活用した「RICOH360プラットフォーム」事業を連携し、建設業界のDX化を推進する。

建設現場では、施工記録や検査記録、進捗などの共有する目的で日々大量の写真を撮影している。なかでも、360度画像は1度の撮影で様々な箇所を網羅的に記録できるため、現地調査や品質管理、進捗管理ツールとして重宝されている。

今回、リコーと協業したことで、同サービスと紐づけられるカメラのラインアップにRICOH THETAを追加。併せて、360度画像の撮影・編集・保存・共有までをクラウドで一元管理できる「RICOH360プラットフォーム」事業と連携する。これにより、ANDPADでプロジェクト管理をしている現場では、RICOH THETAで撮影した360度画像をスムーズに活用できるようになる。これまで以上に現場が見える化されるため、遠隔での施工指示の精度を高める効果が期待できる。

今後、両社の知見・販売網などを生かしてゼネコン、新築、リフォーム、リノベーション領域への販売を加速し、既存顧客への提供だけでなく新たな市場の開拓も試みる。両社のシナジーを最大限に活用し、建設業界のDX推進および生産性向上を目指していく考えだ。