住友不動産、中間期の過去最高益を更新
ビル賃貸・分譲マンションが牽引
住友不動産の2025年3月期第2四半期決算は、売上高5395億7400万円(前年同期比6.8%増)、営業利益1559億3700万円(同4.1%増)の増収増益だった。
また、経常利益は1561億6800万円(同4.4%増)、純利益は1094億6000万円(同3.3%増)となり、営業利益も含めいずれも中間期では過去最高益を更新した。営業利益は3期、経常利益は4期、純利益は2期連続の更新と好調な業績をみせる。
好調な業績を牽引したのが、不動産賃貸事業部門と不動産販売事業部門。
不動産賃貸事業部門は、既存ビルの収益改善に加え、都内オフィスビルの入居進捗・新規稼働、ホテル、イベントホールなど施設営業分野の収益が増加したことで増収増益。売上高2312億2300万円、営業利益950億7800万円で、ともに中間期の過去最高を記録した。
一方、不動産販売事業部門では、都内各所でマンション、戸建て、宅地を販売し、計2855戸(前年同期比384戸増)の売上を計上。売上高は1986億6200万、営業利益は600億8800万円の増収増益となり、営業利益は中間期で過去最高を更新した。
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