東京23区のペアローン利用率、10年で3倍に
22年をピークにやや減少傾向
東京23区のペアローン利用率が過去10年で3倍に増加していることが、TRUSTARTの調査で明らかになった。
同社は、不動産のデータサーチなどを行うテック企業。今回、マンション購入時における住宅ローンの利用傾向や、ペアローン利用と考えられるマンション購入の傾向を登記データから調査した。
ペアローンとは、夫婦などでそれぞれが契約者となって借入れを行う住宅ローンのひとつ。ローンの借入額を通常よりも増やせることが大きな特徴だ。
2014年から24年の10年間における東京23区のマンション購入者のローン利用率は8割ほどで推移しているが、このうちペアローン利用率をみると、新築・中古ともに約3倍に伸長している。新築は14年の6%程度から24年に20%弱、中古は14年の2.5%程度から24年に7.5%程度となっている。ただ、ピークは22年で、この2年ほどはやや減少傾向にある。
マンション価格の高騰が続くなか、ペアローン利用率の今後の動向は注目すべきかもしれない。

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