トヨタホーム、賃貸でパナソニック ホームズの構法採用
PLTのシナジー生かす
トヨタホームは、2023年5月に導入した賃貸住宅ブランド「TH-Maison(ティーメゾン)」に、パナソニック ホームズの構法を使った鉄骨軸組構造の新商品「ESPACiO UD(エスパシオ ユーディー)」を追加ラインアップする。
TH-Maison導入以前、同社は鉄骨賃貸住宅のうち鉄骨ラーメンユニット工法を「SINCE(シンセ)」、鉄骨軸組工法を「ESPACiO」と区分していたが、これらを統一ブランドにしたものがTH-Maisonだ。
今回追加発売するESPACiO UDの特徴は、プライム ライフ テクノロジーズグループのシナジーを生かし、同グループのパナソニック ホームズのハイパースペース構法を導入している点だ。ハイパースペース構法とは、通し柱を使用しない鉄骨軸組構造。階ごとに柱位置の設定が可能なことから設計自由度が高く、敷地対応力に優れている。
また、ターゲットエリアの特性に合わせて構造躯体に15㎝単位の設計モジュールを採用。土地形状や道路付けに制約の多い都市部などでも施工しやすい。構造体に重量鉄骨柱を選択することも可能だ。
外壁は全面タイル張りを標準として外観デザインの意匠性にこだわった。さらに、間取り提案では戸建住宅で培ってきたノウハウを活用し、住み心地の良い住空間を提案する。
モデルは3階建、2階建、共同建、長屋の全4タイプを用意しており、オーナーは幅広い選択肢からニーズに合わせたタイプを選択できる。
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の首都圏を対象に、24年11月18日から販売する。
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