LIXILでは、2012年4月にダイバーシティ推進室を設置し、いち早く女性活用に向けた取り組みを進めてきた。経営戦略としてのダイバーシティを推進しており、年間約200名もいるという育児休業を取得する社員が、復帰後もキャリアアップを継続するための取り組みなども実施している。

2012年4月、当時の社長であった藤森義明氏のリーダーシップのもと、LIXILグループにおけるダイバーシティ活動を推進するためにダイバーシティ推進室が設置された。世界を舞台に事業を展開し、なおかつ生活に密着した商材を販売しているLIXILグループにおいて、全ての人材を充分に活かしきれていない状態は経営的にもマイナスであるというのが、藤森氏の考え方であったという。つまり、ダイバーシティを経営戦略として捉え、トップダウンで取り組みを進めていったのである。

設置当初からダイバーシティ推進室を担っている人事部ダイバーシティ推進室の成田雅与室長は、「ダイバーシティという言葉自体がそれほど知られていない状況でした」と当時を振り返る。

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