2016.9.29
木造2時間耐火構造の大臣認定取得が加速
木住協は今年度中、2×4協会は来年度早期に提供開始
(一社)日本木造住宅産業協会(木住協、市川晃会長)は、木造軸組工法による2時間耐火構造の大臣認定取得の目処をつけ、2016年度中に提供を開始する。(一社)日本ツーバイフォー建築協会(2×4協会、市川俊英会長)もツーバイフォー工法での2時間耐火構造の大臣認定の取得を進めており、2017年度早期を目処に公開できる見込み。
* * *
多くの事業者が2時間耐火構造の大臣認定を用いて建築物を建てられる環境が整うことで、木造耐火建築の高層化に拍車がかかりそうだ。
木住協では、2006年から木造1時間耐火構造の大臣認定の取得を進めてきた。都市計画で防火地域に指定されている地域では、耐火建築物以外の建設が制限されているが、1時間耐火構造の大臣認定を取得したことで、防火の規制が掛かる地域でも木造軸組工法で3階建て以上、4階建て以下の木造建築の建設が可能になった。
この1時間耐火構造の大臣認定を活用して耐火建築を建設するには、木住協の会員・非会員にかかわらず、木住協が実施する講習会を受講し、修了登録を行うことが必須。
リンク先は各社のサイトです。内容・URLは掲載時のものであり、変更されている場合があります。
内容・URLは掲載時のものであり、変更されている場合があります。
-
マーベックス・アキレス “断熱等級6”の時代の真の差別化ポイントを解説
2024.11.21
-
YKK AP・パラマウント硝子工業・日本住環境・アキレス 断熱気密の施工をプロが解説
2024.11.21
-
JCA・デコス エバーフィールド・久原氏が石川の木造応急仮設住宅について講演
2024.11.12