2016.6.15

2015年度 住宅関連企業決算 建材・設備メーカー

リフォーム比率はさらに上昇 海外事業の存在感もより際立つ

建材・設備業界の2015年度の決算が出揃った。メーカー各社は長期的には縮小していく新築への依存度を減らし、リフォームや非住宅、海外などの市場開拓を強化。

さらに、意匠性や機能性の向上を図った高付加価値商品を訴求することで、売上・利益を確保しようとする動きも目立った。新分野の事業開拓を着実に進め、好調な業績に結びつける企業も現れ始めている。

リフォームが業績全体をけん引 新商品開発競争も激化

中長期的には新築事業が縮小していく中で、建材メーカー各社はリフォーム事業の取り組みを強化している。着実にリフォームの実績を積み上げ、売り上げ全体に占めるリフォーム事業の比率を拡大することに成功する企業も現れている。