2020.10.7

MFS、住宅ローン金利ランキングに団信の情報を追加

コロナ禍で高まる経済不安に対応

MFSは自社のウェブサイトでこれまで提供してきた住宅ローンの金利ランキングの情報提供サービスを、「団体信用生命保険」の情報も加えてリニューアルした。コロナ禍で経済不安が高まる中、住宅ローンの金利情報に加え、格安な生命保険として注目される団体信用生命保険の情報の提供も行う。


MFSの中山田社長
MFSの中山田社長

住宅ローンの団信
消費者の選択が困難

民間の金融機関の住宅ローンは、基本的に「団体信用生命保険」(団信)とセットで加入することが義務付けられている。団信に加入していることにより、住宅ローン利用者が病気や死亡し、住宅ローンの返済が困難になった時でも、保険会社からの保険金で住宅ローンが完済される。

団信は、住宅ローンの契約時にしか契約することはできないが、一般的な死亡保険や医療保険より保険料が格安であるメリットがある。また、これまで、死亡や高度障害のみをカバーするものが一般的だったが、最近はがんや三大疾病、11疾病、全疾病など、より保障範囲の広い様々なものが提供されるようになってきており、住宅ローンを選ぶ基準の一つとして、金利に加えて団信の充実度の重要性が増してきている。

こうしたことから、今回MFSでは、自社のウェブサイトでこれまで提供してきた住宅ローンの金利ランキングの情報提供サービスを、団信の情報も加えてリニューアルした。

団信を保障内容ごとに5種類に分類し、それぞれの種類で住宅ローン金利ランキングを作成。同ランキングを参考にすることで、住宅ローン利用者がより簡単に最適な団信を持つ住宅ローンを選ぶことができるようにした。「団体信用生命保険の種類別に住宅ローン金利ランキングを出したウェブサイトは初」(中山田社長)だという。

また、ウェブサイトでは、ランキングから直接金融機関の公式サイトへリンクしてローンの申し込みができるようにもしている。掲載金融機関は9行から開始し、順次増やしていく予定だ。

MFS 新サイトのイメージ
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