横浜市、NTTドコモ、and factory 「未来の家プロジェクト」、第2回目の実証実験を開始
住むだけで健康になる住まいを具体化
横浜市、NTTドコモ、and factoryは、共同でスタートさせた「未来の家プロジェクト」の第2回目の実証実験を開始した。新たな参加企業も加わり、住むだけで健康になる住まいを具体化していく。
「未来の家プロジェクト」は、「I・TOP横浜」内のプロジェクトとして、横浜市、NTTドコモ、and factoryが共同で2017年6月に発足させたもの。その他にも相鉄グループ、富士通なども参画している。「I・TOP横浜」とは、横浜経済の強みである「ものづくり・IT産業の集積」を活かし、IoTなどを活用したビジネスの創出に向けた交流・連携、プロジェクト推進、人材育成などを包括的に進めていくプラットフォーム。
「未来の家プロジェクト」では、IoT機器を活用して集積した住生活データを用いた住生活サービスの可能性などを検証し、快適で健康な暮らしをサポートし、将来の高齢者の独り暮らしや災害時の対応を図ることなどを目指している。
具体的には、約20種類のIoTデバイスを住空間内に設置し、実際に被験者に暮らしてもらうという実証実験を進めている。IoT機器などを通じて収集した住生活に関するデータはNTTドコモのドコモクラウドに蓄積され、そのデータを解析しながら新たな住生活サービスの可能性を模索しようとしている。
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