独自の分析ツールを核に確実に効果を生み出すSNS活用を提案　TrustLead「Pegasus」

SNSを活用した集客活動は、もはや住宅企業にとって不可欠になってきている。とくに多くの住宅会社において、Instagramが顧客とのファーストコンタクトの場になるケースが主流になっており、重要な受注ルートになっていると言っていいだろう。その一方で「インスタのアカウントを作って頻繁に投稿もしているが、いまいち効果を得られない…」という悩みを抱える住宅会社も少なくない。こうした悩みを解消するためにTrustLeadが独自に開発したのが、Instagram分析ツール「Pegasus」だ

サービス概要

Instagramのデータを可視化
フォロワー対策などの自動化機能も

「Pegasus」は、Instagramのフォロワーの増減、リーチ数、インプレッション数といったデータを解析するもの。どのような時間に、どのような投稿が、どのような人たちに見られているのかといった情報を、データを基に“見える化”していくことができる。加えて、自動アクション機能によって、投稿に反応したユーザーにDMやフォロー、「いいね」といったリアクションを送ることを自動化でき、手間なくフォロワー数を増やすための取り組みを進めることが可能だ。

さらに、おすすめになりやすいハッシュタグをAIが自動で選んでくれる機能のほか、競合他社の投稿を分析する機能なども備えている。

Google自動連携機能も実装している。この機能は、Instagramに投稿した写真が自動でGoogleのビジネスプロフィールにも反映され、Google Maps上にも投稿した写真が表示されるようにするものだ。

チャットボット機能を活用した顧客情報の取得方法

なんとなくのSNS活用から
データに基づく戦略的SNS活用へ

TrustLeadでは、住宅会社に特化し2500アカウント以上を運用しており、注目を集めやすいアルゴリズムなどに関するノウハウを蓄積している。こうしたノウハウと「Pegasus」を利用したデータ分析結果を利用し、投稿する写真の選択や投稿、キャンペーン企画の立案とそれに連動したInstagramによる集客方法の提案といったマーケティングサービスも提案している。

このサービスを通じて、“なんとなく”のSNS活用ではなく、データに基づく戦略的SNS活用の実践を住宅会社に促しているのだ。この点こそが同社のサービスの大きな特徴であり、ツールの提供に留まることなく、確実に効果を生み出す道筋を示している。

例えば、前述の自動アクション機能と、新たに追加したチャットボット機能を活用したプレゼントキャンペーンなどを提案している。Instagramで人気コスメのプレゼントキャンペーンを告知する投稿を行い、ユーザーがその投稿に「プレゼント」とコメントすると、自動でチャットボット機能を活用したアンケートを行える仕組みを構築。ユーザーがチャットボットの質問に回答していくと、プレゼントキャンペーンへの応募が完了する。居住地や「どのくらいの時期にマイホームを欲しいと思っているのか」といった質問項目を設定することで、よりユーザーの属性を細かく知ることができ、次の営業ステップへとつなげやすくする。

江島和城 代表取締役は、「Instagramを活用した集客については、多くの企業が取り組んでおり、成果を出すことがより難しくなっています。それだけにデータを踏まえた精度が高い運用が求められます」と話す。

実際に同社がサポートした企業は集客数だけでなく、受注の面でも明確な成果を残している。TikTok向けの分析ツールも9月にローンチしており、今後はこの分野での取り組みも強化していく方針だ。

なんとなくのSNS活用からデータに基づく戦略的SNS活用へ―。この視点が今後のSNS活用に強く求められそうだ。