リアルと変わらぬ営業活動を実現する 顧客を“次”に導くメタバース住宅展示場

一歩先行くVRプレゼン STUDIO55「shapespark / BAVR / メタバース住宅展示場」

「Support your Design-あなたのデザインをサポートします」というミッションステートメントを掲げ、CG・VR・BIM技術を用いたデジタルソリューション事業を展開しているSTUDIO55。建設・不動産DX促進事業にも注力しており、「デザインデータの見える化」「建設・建築データの見える化」「仮想現実の見える化」=メタバースに取り組んでいる。

建設の360°パノラマ画像に完成後のCGを合成
-BAVR-

STUDIO55が進める「建設・建築データの見える化」を具現化したサービスのひとつが、「BAVR(Before&After Virtual Reality)」。

建設前の敷地を360°のパノラマ画像で撮影したものに、建物の完成イメージのCGを合成し、現況と完成後の物件を周辺環境と合わせてリアルに体験できるものだ。

閲覧に特殊なアプリなどは必要なく、PCだけでなく、スマートフォンやタブレットでもインターネット環境さえあれば閲覧できる。メールなどで顧客と画像を共有することも簡単に行えるため、完成後のイメージの相違を防止できる。

ローコストで制作することができ、最短5日営業日で納品できるという。

専用アプリなど不要で高精度のVRを体感
-shapespark-

次に、WEB上でVRが誰でも簡単に閲覧できる「shapespark」を使ったVRツールを紹介する。
「shapespark」はポーランドで開発された建築プレゼンテーション用のソフトウェアで、3Dモデルデータを読み込み、ノンコーディングでVR作成を行う。URLが発行されるため、アクセスすればPCはもちろん、スマホ、タブレットでも閲覧が可能だ。

一言でVRと言っても様々なタイプがあるが、決められた場所にしか移動できないパノラマ画像を用いたVRとは異なり、「shapespark」はユーザーの操作に応じて仮想空間内を自由に動き回り、好きな場所を見ることができる。

このようなウォークスルーができるVRは、専用のアプリやハードウェアを使い高精度なVR空間を体感できるものもあるが、WEB上で公開することが難しいという問題がある。
「shapespark」は、WebGLというタイプで、インターネットに接続できる環境とデバイスがあれば、手軽にVRを体験できるもの。
STUDIO55では、「shapesparkは、Web GL系としてスムーズな動作性を損なうことなく、画質レベルを高めている」と、手軽さ・ハイレベルな画質を両立させたサービスツールとしてクライアント・エンドユーザーに提供している。

さらに壁や床などのカラーバリエーションをリアルタイムに選ぶことができ、ヘッドマウントディスプレイを利用すれば、よりリアルな空間を体感することができる。

一般的な戸建住宅のデータであれば、30日〜45日の期間で納品できるという。

shapespark
WEB 上で手軽に動かすことができ、その場で素材を切り替えられるマテリアルピッカー機能や家具・什器などのインテリアパーツを瞬時に選択できるスイッチオブジェクトなど、VR 空間として多機能に富んだ演出性、更にアバターを用いたSNS コミュニケーションが出来るメタバースとしても機能するソフトウェア

表情を確認しながらコミュニケーション
ローコストでメタバース住宅へと進化できる

「shapespark」のもう一つの特徴が、VR空間内でも、顧客とのコミュニケーションがスムーズに行え、実際の住宅展示場と変わらぬ営業活動が行える点だ。

通常のバーチャル・モデルハウスの場合、顧客にVR空間を体感してもらいながら、営業スタッフがオンラインやオフラインで説明を行うことが一般的だろう。実際は顧客がVR空間を体験している最中に、プレゼンなどを行うことが難しく、体験後に説明を行うことが多い。

VR空間での行動については、どうしても顧客任せになってしまうこともあり、重要な訴求ポイントなどを見落とさないための仕掛けづくりなども求められる。

また、VR空間内に説明のためのテキストや動画を埋め込むことはできるが、顧客が動画を閲覧している時に営業担当者が説明を行うといったことが難しいという問題もある。

「shapespark」は、VR空間内に最大10名、プランによって30名までアバターを投影できる。

アバターはロボット型で、顔の部分にはZoomなどのオンラインミーティングと同じように参加者の動画が表示される。アニメ的なアバターとは異なり、参加者の実際の表情がタイムリーに映し出され、表情を見ながらコミュニケーションをとることができるのが「shapespark」の利点の一つだ。

また、参加者はアバターを操作することで、VR空間内を自由に歩き回れる。また、VR空間内でプレゼン資料を投影したり、ポインターなどで注目ポイントなどを示すことも可能だ。

つまり、VR空間内をメタバース化できるというわけだ。営業担当者と顧客が同時にVR空間内に入ることで、リアルの住宅展示場と違和感なく、コミュニケーションが取れる。

営業担当者はリアルタイムに説明やプレゼンが行え、重要な訴求ポイントを見逃す心配もない。

すでに大手ハウスメーカーなどでメタバース住宅展示場を開設する企業が登場しており、VRから一歩先に踏み込んだ営業ツールとして一気に広がりそうだ。

株式会社STUDIO55

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