15問のアンケートに回答するだけで約5分で超高画質のプレゼン資料を作成

住宅の提案営業を新しいステージへ 安心計画「マイホームロボ

安心計画が提供する建築ロボアドバイザー「マイホームロボ」は、約5分でプラン提案を行うためのツールを作成できる「ロボアドプランニング」を実現する画期的なDXツールだ。

AIが施主に最適なプランを提案

この仕組みの肝が数千プランに及ぶビッグデータ。これら全てに3つのデザインの外観CGパース、内観CGパース、間取り図などを用意しているほか、さらに、室内を360度見回せるパノラマVRが全てのプランで利用できる。

施主がスマートフォンなどで15問のアンケートに回答するだけで、AIが膨大なプランの中からニーズにあったプランを選んでくれる。その中から住宅会社の営業担当者が施主の希望を考慮しながらいくつかのプランを選択すると、高画質CGパースやVR閲覧用のQRコードを配置したプレゼンボード一式が5分で自動作成される。

また、建物の大きさや希望のキッチンなどの具体的な要望が分かれば、営業担当者が絞り込み検索することも可能、AIがすすめる他の類似プランまで示される。AIの判断任せで提案ができてしまうわけだ。

さらに、「マイホームロボ」で選んだプランを住宅プレゼンCAD「ウォークインホーム」にインポートすることで、プランを編集したり敷地情報を考慮したより具体的な提案をすることもできる。

経営の基本は売上の最大化と経費の最小化であり、本システムにより、最大のコストである人件費を下げることで、浮いた経費を販促費に回して貴重な引き合い商談の取りこぼしを防ぐのが狙い。

質を落とさずに生産効率を上げることが求められる中、それを可能にするツールとして開発が進められたという。

マイホームロボ」のプランを「ウォークインホーム」で敷地に配置

インサイドセールスのためのツールに

同社ではこのシステムについて、「あくまでも営業担当を支援するためのツールであり、施主だけで完結する使い方は想定していない」としている。ホームページ上で施主がアンケートに回答すると自動でプランが提案されるといった仕組みを構築することも可能だが、営業担当者をあえて介在させることにこだわる。

それによって、営業担当者と施主のコミュニケーションにより得られる安心感や信頼感の醸成へとつなげていきたい考えだ。

また、コロナ禍を経て住宅営業の手法も変わりつつあり、ファーストコンタクトの段階でインサイドセールスを利用する企業も増えている。インサイドセールスの際に、マイホームロボのアンケート回答ページのURLを知らせて回答してもらえれば、いち早くプラン提案を行うことも可能になる。

施主と営業担当者のイメージギャップも埋めてくれる「マイホームロボ」。新たな住宅営業の実現に向けて、重要な役割を担うDXツールとなりそうだ。

安心計画株式会社

TEL 092-475-1751
https://www.anshin.co.jp/