2025.9.30

大和ハウス工業、東京大学との住宅再生研究施設を新設

分野横断的な研究を推進

 

大和ハウス工業は、東京大学と住宅・都市の再生について研究する新施設「東京大学住宅都市再生研究センター」を新設する。

(左)大和ハウス工業・芳井敬一 代表取締役会長、(右)東京大学・藤井輝夫 総長

同センターでは、住宅市街地や都市の再生について、分野横断した研究活動を行うことで、新たな学術領域を形成し、革新的な再生手法の創出を目指す。

また、住宅都市マネジメントの技術革新を先導し、住宅・都市の再生に向けた取り組みを促進。加えて、住宅都市マネジメントに求められる新技術や、再生を主導する組織の社会実装に必要とされる制度設計も行い、政府の関連機関に提言していく方針だ。研究成果は、海外向けにも発信する。

なお、当面の間は郊外住宅団地の再生を主なテーマとして研究を行う予定。大和ハウス工業が推進する郊外住宅団地の再生事業「リブネスタウンプロジェクト」を事例として取り上げ、様々な知見の取得につなげる。