2026.10.14

ミサワホーム 5社合同で66・67次南極地域観測隊員の報告会

ミサワホーム岡本氏が昭和基地最大規模の宿舎建設PJ語る

ミサワホームら国立極地研究所(極地研)が認定する「南極観測パートナー企業」の民間5社が、第66次・第67次南極地域観測隊員の合同活動報告会を開催した。

日本の南極地域観測は1956年の第1次隊派遣から数え、2026年で70周年の節目を迎えた。オゾンホールの発見など地球環境の解明に貢献し、現在は「第10期6カ年計画」(2022〜2027年度)のもと、地球温暖化予測に直結する氷床や大気・海洋の変動メカニズムの解明を進めている。

観測隊は学術調査を担う「観測系」と、基地の維持・インフラ整備を担う「設営系」で構成され、1年間現地にとどまる越冬隊では設営系が過半を占める。この設営活動を現場で支えているのが、極地研に出向して派遣される民間企業の技術者たちである。

合同報告会では、建築や土木、電気、観測用アンテナなど昭和基地のインフラを支える5社、ミサワホーム、鹿島道路、飛島建設、日立製作所、NECネッツエスアイから南極地域観測隊員として参加したそれぞれの社員が登壇。ミサワホームからは第58次越冬隊(2016年12月~2018年3月)に続き、第66次越冬隊(2024年12月~2026年3月)に参加した岡本裕司氏が南極での活動を振り返った。

ミサワホームと南極との関わりは深く、1968年に第10次居住棟を建設して以来、現在建設中の夏期隊員宿舎を加えると、累計37棟、延べ約6700㎡に及ぶ昭和基地の建物を供給してきた。これまでの設営系隊員の派遣実績は延べ31人に上る。

南極での建設技術を活用


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