2026.8.7

三協立山、代表取締役に2名を新任、社長交代へ 新社長に取締役常務執行役員の黒畑氏

 

26年5月期決算説明会で代表取締役の異動を発表した。黒畑靖之取締役常務執行役員が新たに代表取締役社長に就任する。

同社の2026年5月期決算は、売上高3575億円(前期比0.5%減)、営業利益15億円(同0.1%増)。アルミ地金の急騰に伴い建材事業で約162億円の減損損失(特別損失)を計上したことなどから当期純損失134億円での着地となった。

セグメント別に見ると、主力の建材事業は、新基幹サッシの「STINA(エスティナ)」拡販や堅調なリフォーム需要の獲得に注力したものの、建築市場は建築基準法改正に伴う駆け込み需要の反動減や資材高騰を背景とした着工延期の影響を受け減収。構造改革によるコスト削減や販売価格の適正化を図り、営業利益は改善したが、前述の通り固定資産の減損計上を余儀なくされた。

マテリアル事業では、自動車の車体軽量化ニーズなどに応えるため、新湊東工場に大型型材の押出ラインを増設。自動車を含む輸送分野の販売増や価格改定などで売上高は増加したものの、アルミ地金価格や諸資材価格の急激な上昇により営業利益は減益となった。

また、商業施設事業は、主要顧客における案件の延期や中止に加えて物流費などのコスト増加が響き減収減益。

国際事業は、欧州子会社における輸送分野の物量減少が影響し、前年並みの営業損失となった。

27年5月期については、売上高3900億円、営業利益40億円を予想。営業利益に関しては、24年に策定した中期経営計画に対して30億円減で未達となる見込みだ。

新たな体制で経営環境の変化に対応


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