ディートレーディング、屋根市場の変化を見据えたルーフィングを発売 遮熱×断熱×通気のトータル提案に力
夏場の高温や、今後増加が見込まれるカバー工法屋根の解体に対応するルーフィングの新商品「エアロルーフィング」を12月15日に発売。屋根材「ディーズルーフィング」とともにトータル提案を行う。
遮熱、断熱性能などに強みを持つ石粒付鋼板屋根材「ディーズルーフィング」を展開するディートレーディングが、ルーフィング材の販売に乗り出した。
近年、スレート屋根の改修工法として、新しい屋根材を上から被せるカバー工法が一般化しつつある。一方で、スレート屋根の改修方法としてカバー工法が採用され始めてからは約20年が経過しており、カバー工法で改修をした屋根のリフォーム案件が増えていくことが予想される。カバー工法のルーフィングにはビス止めなどを行わない粘着式のルーフィングが採用されることも多い。しかし、粘着式の場合、カバー工法で施工した屋根を改修・解体する際に、屋根材とルーフィングを分離することが難しく混合廃棄物として産業廃棄物になっている。
また、ここ数年夏場の高温化により、屋根に施工したアスファルトルーフィングが溶けて靴に貼り付いたり、そのまま作業をすることで屋根に足跡がつき施工後にクリーニング作業が必要になるといったケースも増えている。
こうした市場の変化を見据えて同社が提案するのが「エアロルーフィング」だ。「ディーズルーフィング」をはじめとする屋根の下に空気層がある屋根材の下葺材として採用することができ、優れた通気性で小屋裏の湿気を効率的に逃がす。不織布素材のため、温度変化に強く季節を問わず同じ状態で施工可能で、夏場でもべたつかず屋根を汚さずに施工できる。1本のサイズが長さ40m×幅1mと長く、重さは約7.8㎏と非常に軽量なため施工性も良い。不織布はペレット状にして燃料にしたり、繊維に変えたりとリサイクル性が高いこともポイントだ。

また、「エアロルーフィング」をカバー工法で施工するときに使用するパッキン付きの専用ビス「D’sスクリュー45」も開発。引き裂け強度が高いため、長いスパンのピッチでビス止めができる。
同社はこれまで屋根材「ディーズルーフィング」の推奨下葺材を特に定めていなかったが、今後「エアロルーフィング」を推奨の下葺材に設定し、「ディーズルーフィング遮断熱通気工法」として提案していく考えだ。
他社とのコラボによる提案も強化する。26年4月には、「エアロルーフィング」に、日進産業(東京都板橋区、石子達次郎 代表取締役)の断熱塗料「GAINA(ガイナ)」を塗布したより性能の高い「エアロルーフィング×ガイナ」を発売予定。また、「ディーズルーフィング」専用の小屋裏換気製品を販売してきたトーコー(奈良県生駒市、西田敏典 代表取締役社長)は、現在、ディートレーディング、施工会社と共同で新たな通気部材を開発中だという。これまで、下屋の屋根をカバー工法で施工した際に壁の通気層を塞いでしまうという課題があり、この課題を解決する商品を26年4月に発売予定だ。
ディートレーディングの髙木強社長は、「建設業界は縦割り構造が強いが、これからは『融合』や『共創』を前提にしていかなければならない」と話す。
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