LIFULL HOME’S総研〝官能都市〟の評価高まる大都市中心部 継続的エリアマネジメントが街の魅力に
LIFULL HOME'S総研が10年ぶりに調査

総合ランキング1~50位
LIFULL HOME'S総研が「Sensuous City(センシュアスシティ)[官能都市]2025」を発表した。
2015年に行った調査研究を、時代の変化を踏まえてあらためて行ったもので、人々がどのような都市を魅力と感じているか、この10年間でどのように変化したかが浮き彫りになっている。
LIFULL HOME'Sは、2015年に「Sensuous City[官能都市]」を発表、「なんかいいよね」という漠然と感じる都市の魅力を測る客観的数値「新しい都市評価指標」を提案した。具体的には、「あなたは、自分のまちで〇〇をしましたか?」との質問を設定し、「はい、私は〇〇をしました/いいえ、私は〇〇をしていません」と回答してもらうことで、日々どのような経験をしているか、「私」を主語とする都市評価を行った。
その調査研究から10年が経過し、社会もまちも大きく変わった。市街地再開発事業は毎年安定的に実施、2023年度末で1000地区以上が完了した。タワーマンションは全国へと広がり、この10年は地方圏での伸びが大きくなっている。また、都市政策で官民連携の公共空間の整備・活用が推進され、エリアマネジメント活動が広がる。コロナ禍を通じてライフスタイルが変化し、テレワークも定着した。また、地方都市の中心市街地では人口減少や高齢化を背景に衰退が進んでいる。
こうした変化などを踏まえ、あらためて行った「Sensuous City(センシュアスシティ)[官能都市]2025」は、前回調査の「関係性」と「身体性」という2つのフレームを踏襲しながら、時代の変化を捉える8指標・32項目を設定した。有効回収サンプル数は4万4472サンプル。集計単位が最低100サンプル以上となるように区部を適宜グルーピングするなどを行った結果、167都市・エリアが集計対象となった。
調査結果のランキングを見ると、質問項目が異なるため単純比較はできないが、大きく順位があがった都市、下がった都市など、全体の傾向からは、工学や経済の合理性だけでは測ることができない都市の魅力、その変化を垣間見ることができる。
都市部が弱点を克服
ローカルフードや自然体験が魅力
住まいの最新ニュース
リンク先は各社のサイトです。内容・URLは掲載時のものであり、変更されている場合があります。
イベント
内容・URLは掲載時のものであり、変更されている場合があります。
-
CLUE ドローン導入に向けた疑問解決セミナーを開催
2025.10.14
-
ウィズガスCLUB 「暮らしの未来シンポジウム2025」を開催
2025.10.01
-
CLUE 認知からファン化までのリフォーム集客戦略セミナーを開催
2025.10.01