旭トステム外装が窯業系サイディングに幕 金属・樹脂系はLIXILへ集約して継続
新築メインの窯業系から改修向けの金属・樹脂へシフト
LIXIL傘下の旭トステム外装は、窯業系サイディング事業から2026年3月末をもって撤退する。新築住宅市場の低迷や原材料高騰などが背景にある。「AT―WALL」「SHiZEN」は25年11月に生産終了予定。金属・樹脂系サイディングはLIXILに集約し、リフォーム市場や断熱リノベーション市場への展開を強化する方針だ。
旭トステム外装は、旭硝子とトステムの共同出資による窯業系サイディングの合弁会社として、2004年に設立。
「AT-WALL」などが主力商品で、窯業サイディング市場では業界3位のシェアを有していた。
しかし、新設住宅着工戸数の低迷、原材料・燃料価格の高騰など、事業を取り巻く環境は大きく変化。同社の売上は、19年3月期に228億1900万円を計上したのを最後に、以降は減少に転じ、赤字が続いていた。決算公告によると、20年3月期 225億8500万円、21年3月期 173億8400万円、22年3月期 167億9200万円、23年3月期 143億1800万円、24年3月期 127億4100万円、25年3月期 93億8500万円で推移している。
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