パナソニック ハウジングソリューションズ、“脱・脱衣所”を実現する洗面化粧台
多用途に使える独自提案を普及価格帯で
これまでの洗面化粧台のイメージを刷新する新商品を開発。洗顔や化粧以外の用途や、キッチンやリビング、廊下への設置など、新たな暮らし方に対応する提案だ。
パナソニック ハウジングソリューションズが、これまでの洗面化粧台のイメージを刷新する新商品「フロートワイドカウンタープラン(Wall to Wallタイプ)」を、普及価格帯のC-Lineで発売した。脱衣所以外への設置、また、洗顔や化粧以外のさまざまな用途での活用など、これまでの洗面化粧台のイメージを一新するもので、今年8月に発売の予定だ。
同社の調査によると、「洗面化粧台で行っている行為」は、「手洗い」「洗顔」「歯磨き」の3つが圧倒的に多いが、「デスクワーク」、「アイロンがけ」や「食器洗い」といった家事、「手芸」や「生け花」といった趣味、「ペットケア」など、さまざまな用途で使われている。共働きで2人同時にリモート会議を行ったり、洗面カウンターをデスク代わりに使ったり。生け花の水揚げや趣味のテラリウム、ペットのグルーミングなど水を使うものの食べ物を扱うキッチンへの持ち込みを躊躇するような行為など、暮らし方の多様化が背景にありそうだ。一方、洗面化粧台の置き場所については、現状は「脱衣所」が6割を占めるが、理想は「ランドリールーム」や「洗面所」以外にも「廊下」や「玄関」、「リビング」や「キッチン」などの割合が高まっており、家族の動線上や住まいの中心にシフトする「脱・脱衣所」の傾向が見て取れる。
「思っていた以上にさまざまな使い方、新しい使い方がされており、置き場所も多様化している。これまでの脱衣所に置く洗面化粧台は十分に役割を果たせていない、それが新商品の企画の原点。洗面化粧台を根本から変えていきたい」(水廻りシステム事業部 国内マーケティング統括部・窪井健司統括部長)と、機能性とデザイン性を兼ね備える「フロートワイドカウンタープラン(Wall to Wallタイプ)」を開発した。

(右:窪井健司統括部長、左:キッチン・洗面BU ブランドマネジメント部 洗面商品企画課 木下優紀氏)
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