ライフデザイン・カバヤ、CLTハイブリッド構法を本格始動
モデルハウス、専用Lab.を開設
ライフデザイン・カバヤは、2024年10月から発売している新商品『CLT MASTERS』のモデルハウス、構造ラボなどを開設した。『地震に勝ち続けられる家、そして住み続けられる家』として差別化を進めている。
岡山に本社を置くハウスビルダー、ライフデザイン・カバヤは、2015年に窪田健太郎氏が社長に就任、新築住宅の既存事業に加えて成長事業、新規事業と事業の多角化を進め急成長を遂げる。

新築住宅事業を「既存事業」と位置づけ軸足を置きつつも、木造ゼネコンとして非住宅の設計、施工、管理を行う「特建事業」、CLTの普及を目指し全国で展開する「FC事業」、東南アジアへの木造住宅の普及を目指す「海外事業」という3つの事業を「新規事業」として事業の多角化を進めている。
15年度に148億円だった売上高は、22年度372億円、23年度415億円、24年度(予定)468億円と伸長している。新中期経営計画では30年度500億円を目指す計画だ。
戸建住宅の過去3年間の受注棟数・契約金額は、22年度が1089棟・258億円、23年度が987棟・246億円、24年度が968棟・251億円で推移する。24年度は、新設住宅着工数減少の影響を受けて、対前年比で棟数は微減となったが、高付加価値化、単価アップの戦略が奏功して契約金額は増加した。
一方で、特に好調なのが特建事業だ。1級施工管理技士など専門資格を持つ人材の採用を強化し、事業責任者1人、営業4人、設計8人、工事39人の計52人の体制となっている。ホテルやマンションのほか、公共建築の受注案件も増え、24年度の特建事業の売上高は130億円と、23年度の50億円から急増した。今後は建築系コングロマリッドとなるべく土木事業にも参入する計画だ。
地震に勝ち続けられる家
70回の加振でもほぼ無傷
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