トーソー、全国19都市で新作展示会 ランドリーバーなど提案
主力のカーテンレールから窓まわり以外にも展開を目指す
「トーソーLAB.」と題した新作展示会で、ウッドブラインドのグリップやランドリーバーなどを提案した。幅広い製品を展示し、主力のカーテンレールを筆頭により広い分野での商品展開を目指す。
カーテンレールを中心とした内装建材を扱うトーソーは、5月22日~7月25日の期間に全国19都市で新作展示会「トーソーLAB.」を開催している。今回は、(1)ニュアンスカラーとノイズレスデザイン、(2)ユーザーニーズと家事ラク製品、(3)広がる用途と新しい提案商材、の3つをテーマに展示を行った。
住宅用では、ウッドブラインドの新グリップや、ランドリーバーなどの新製品が目を引いた。
ウッドブラインドに新たに追加された「ベネウッド スマートグリップ」は、快適な操作性を追求し、従来1本だったループコードを、昇降用の操作グリップと調光用のチルトグリップの2つに分けた製品。視覚的にブラインドの操作方法が分かりやすく、操作性に優れていることが特徴。標準的なループコード式のブラインドを掃き出し窓に設置した場合、全開するには両手で約15回紐を引く動作が必要だが、スマートグリップは片手で約4回引けば全開する。少ない操作で素早く昇降できるため、バルコニーに面した窓などブラインドの昇降が多い窓に適している。また、ループコードに子どもやペットが引っかかる心配がない点もポイントだ。
木製ブラインドでは、スラットにも新色を多数追加した。特に、新シリーズとして登場した「モザイク」は、本来捨てられる端材や節が入った部分をつなぎ合わせ、モザイク柄を表現したもので、サステナビリティに寄与する。
窓まわり以外の製品にも注力
一方、洗濯物の室内干しに便利な「ランドリーバー LB-1」も注目商品のひとつだ。同社は数年前から衣服を始め、観葉植物や日用品など様々なものを吊り下げられる「ハンギングバー」を販売しているが、床面積の広くないマンションなどに設置してオープンクローゼットとすることで、少しでも空間を広く使えるように工夫する動きがあり、売れ行きは好調だという。このようなニーズに応えて新たに追加したのが「ランドリーバー LB-1」だ。吊りポールの着脱が可能で、使わないときはポールを外して空間をすっきりと見せることができる。また、物をかけた時の揺れが早くおさまる「揺れピタ機能」も採用し、使いやすさを向上した。
同社はこれまで窓まわり、間仕切り関連の商品を展開してきたが、「ハンギングバー」を皮切りに他分野への拡大を目指している。窓まわり以外の製品も少しずつ認知度を拡大していきたい考えだ。
そのほか、「ブルーグレー」や「セージグリーン」といった特徴的なカラーを取りそろえた、カーテンレールの新商品「モノブレンド16」や、オフィス空間の間仕切りなどに最適な裏表がなくカーブにも対応できるカーテンレール「シーリングレール フロウ」なども展示した。
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