HAGS、住宅業界に特化した議事録作成ツール
AIで打合せ記録から建材抽出までをカバー
AIにより自動で議事録を作成するツールが注目を集めるが、住宅業界に特化し商品名など固有名詞を正しく表記するツールが登場した。見積もりを出すまでの前工程を大きく効率化しそうだ。
HAGS(東京都渋谷区、中田寿代表)が、新たにDXツール「HAGS議事録」をリリースした。住宅業界に特化した議事録作成ツールは国内初とみられる。
同社は、リノベ不動産を展開するWAKUWAKUから2022年にMBO(経営陣が自社の株式や事業部門を買収し経営権を取得する方法)を実施して設立された会社で、これまで「おしゃれ建材EC HAGS」や住宅業界特化型のMA・CRMツール「Customer now!」などの提供、マーケティング支援なども含めマルチなプロダクト展開を行っている。
住宅・リフォーム業界では、どうやって売り上げを伸ばすか、どうやって契約率を高めるか、営業やマーケティングをいかに効率化していくかが求められている。一方、建築業法40条で議事録保存義務が定められており、顧客との対話を10年間保存しなければならない。通常手書きで行われており、大きな負担になっている。
こうした背景を踏まえ、AIで打合せを自動で議事録化する「HAGS議事録」を開発した。
「HAGS議事録」の特長としては、住宅業界特有の固有名詞を多く学ばせ続けていることがあげられる。打合せの場面では商品名が多く登場するが、固有名詞や特有の用語を間違えれば議事録の意味がないことから非常に重要な部分だ。さらに使用される建材がリスト化されるため、後工程の見積もりに簡単につなげることができる。
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