EXG2025を見る 防犯や脱炭素、施工性向上をキーワードに新商品が勢ぞろい
4月10日、11日の2日間にわたり第18回エクステリア×ガーデンエキシビジョン(EXG)が開催した。
今年は主催8社を含め、64社の企業・団体が出展し、来場者数は2日間で1万2713名となるなど賑わいを見せた。
数多くの展示品の中から注目商品を取り上げる。
カーポート市場が好調
エクステリアの中でも勢いづいているのがカーポート市場だ。各社は好調な販売状況の中で、さらに利便性や施工性を改善した商品を打ち出し市場に訴えかける。
三協立山は、昨年発売した「カーポートFⅡ」の2台用、3台用が大好評で、計画比の3倍以上の売れ行きだという。このFⅡシリーズを25年5月にリニューアル。フラットなデザインはそのままに、屋根枠、前枠部のシーリングを不要にして施工性を向上した。また、目地の間に埋め込めるライン照明も発売。昼間は目立ちにくく、夜間はしっかりと照らすことができる。
YKK APは、アルミ屋根カーポートの「プレーンルーフ」シリーズの商品拡充を進める。今年2月には2台用を発売したが、4月には3台用、テラス、奥行連結の商品を発売。7月には間口連結、丸柱を販売予定だ。「プレーンルーフ」の特徴は、シーリングレスによる施工性のよさと、シーリングレスでも雨漏りしない機構にある。「後発品だからこそ、より高い付加価値が必要だった」(同社)とし、ブースでは屋根が排水する様子を展示した。デザイン面では、正面から奥にかけて2度の勾配をつけることで、水平ラインが建物と調和するようになっている。

LIXILは人気のカーポートSCに8月~12月の期間限定で「テクスチャードカラー」を追加。粉体塗装を採用し、マットな質感で落ち着いた印象を演出する。
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