豪華メンバーで手掛けた天井高2.9mの木造規格住宅
- 天井高2.9mの特別感
- 「マイホム」アプリで省力&サポート充実
- トーカビリティ(話題力)
施主とビルダーをつなぐアプリケーション「マイホムアプリ」を展開するマイホムが、今年2月から同社初のプリフィックス注文住宅「PlusMe(プラスミー)」を販売している。
各種性能を備えるだけでなくアプリによるサポートも充実。話題性から感度の高い顧客層を取り込めるのも強みだ。
「ただデザインがいいとか、性能が高いとかじゃなく、社会的意義のある家を創ろうよ」。プロデューサーでもあるZOZO創業者前澤友作氏の言葉を基に、すべての人がよりスムーズに満足できる家を建てる機会を提供するために開発されたのが、同社のプリフィックス注文住宅PlusMeだ。
「世界最高の住宅をすべての人に」というテーマに賛同した豪華メンバーがプロジェクトメンバーに名を連ねる。デザインは佐藤オオキ氏率いる世界的なデザインオフィスnendoが監修。第一弾となる「Model N」は2階建て、1.5階建、平屋の3つのモデルを用意した。最大の特徴は、室内に開放感をもたらす2.9mの天井高だ。木造住宅の一般的な天井高は約2.4mだが、そこから一般流通材を用いて在来工法で出来る最大の高さまで50㎝プラスし、床面積の広さでは生まれない空間の余白を重視した。同社PlusMe事業本部 阿部真治本部長は「天井が高いと美術館にいるようなゆったりした気持ちになる。自己肯定感のあがる家と呼んでいます」。外観は、環境に溶け込み飽きのこないシンプルな形を基本としながら、存在感のあるロの字型のファサードを特徴としている。
来年の法改正に対応する高性能にもこだわった。省エネ性は、みんなの住宅研究所代表理事の堤太郎氏がアドバイザリーで参画し、UA値0.46以下の断熱性とZEH水準をクリア。構造はM’s構造設計代表で「構造塾」塾長の佐藤実氏が監修し、構造区画内直下率100%・耐震等級3を全棟標準とした。また、高い遮音性・吸音性を誇る「セルロースファイバー」の壁材を採用し、静かな室内空間も実現した。
加えて、同社ならではの強みはIT技術を活用できる点だ。同社の「マイホムアプリ」に完全対応しており、アプリを通じて契約、着工、引き渡し、アフターサービスまでアプリを通じて施主とのスムーズなやり取りが可能となる。「アプリには全プランの構造計算、温熱計算など設計図書一式が入っている。計算や手続きの手間を省くことができるため、従来の注文住宅だと契約から引き渡しまで約350日かかるところが、180日ほどで出来るようになる」と阿部氏。現場の省力化を図れる上、施主にも手続きや書類の保管が簡単になるメリットを訴求できる。
トーカビリティ(話題性)で感度の高い客層を取り込めるのも魅力の1つ。阿部氏は「通常の住宅メーカーの商品は開発部の方々が作ったという形が大半だと思うが、当社は世界最高峰のプロジェクトチームが世界最高の家を作ったという明確なコンセプトがある。nendoが監修し、前澤氏も協力しているということで、デザインに敏感な方、感度の高い方に興味を持っていただいている」。25年1月には、都市型モデルの新商品を発表する予定で、今後「1年に1回は必ず新商品を投入していく」という。24年11月現在19社が加盟し、28年までに年間5000棟の提供を目指している。
株式会社マイホム
03-6555-2518
https://plus-me.jp/
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