トーソー、ロールスクリーン&バーチカルブラインド主力生地のカラーをリニューアル
自社アプリでスマホ操作できる電動製品も新発売
トーソーは、ロールスクリーンとバーチカルブラインドで展開する主力の生地「ルノプレーン」「ルノファブ」を4年ぶりにリニューアルし、7月1日から発売する。カラーを20色から24色に増やし、トレンドの色味をそろえた。
主力商品であるロールスクリーンとバーチカルブラインドの生地、素材を刷新した。さらっとした素材感で壁紙と合わせやすい「ルノプレーン」、ざっくりとした織りでカーテンと合わせやすい「ルノファブ」の2つの主力生地では、4年ぶりにカラーを見直し、20色から24色に増やした。以前はどちらもやや黄味が強い色が多かったが、近年のトレンドであるなじみやすいニュアンスカラーを取り入れた。さらに、グレイッシュな壁紙と合わせるのに特化した「ウォルカ」、石目調デザインを施した「ストネ」、需要の拡大に対応した遮熱生地などを新発売し、選択肢を広げた。
現在、壁紙の人気の色はグレーやベージュだという。営業企画室販売促進課の平野奈津美氏が「主役ではなく、寄り添うことを大事にしている」と説明するように、新商品の生地にはグレーやベージュの壁紙に色なじみの良いカラーが並ぶ。色だけでなく、厚み、織りの種類など素材感も多彩だ。メカカラーにも、壁紙や建材に合わせやすい「グレージュ」「ブラック」の2色が新登場。インテリアの好みに合わせてコーディネートしやすい、まさに「寄り添う」ラインアップとなった。
生地の拡充に加え、トレンドである電動製品も充実させた。7月1日発売の電動ロールスクリーン「マイテックAT」、電動ローマンシェード「リベルタライト」に、自社開発のアプリ「TOSO connect」を対応。Wi-Fi環境があれば、スマートフォンだけで一括操作できるようになった。このアプリを使えば、ロールスクリーンの通常の開閉動作に加え、スケジュール設定機能で生活リズムに合わせて開閉時間を設定できたり、外出先からも開閉状況を確認できることができる。
同社は、5月から7月にかけて全国19都市で新作展示会を開催。今回は「WITH_Living-触って、試せるトーソーフェス」をコンセプトに、実際に触って、体感できる展示を多数用意した。他社の人気の壁紙に商品を合わせることができたり、ドールハウスで小さなバーチカルスクリーンや床面を付け替えてコーディネートを楽しむことができたりと創意工夫をこらした。また、今年9月の創業75周年を記念し、会社と商品の歴史も展示する。
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